歯科一般|インプラントによる治療などを行なう岡崎の医療法人自正会ウイングタウン歯科クリニック
当クリニックでは、「虫歯に侵蝕された部分を削る」という一般的な虫歯治療だけでなく、自費診療にて『ドックスベストセメント』をご提供しております。
『ドックスベストセメント』では、ミネラル成分を含んだ特殊なセメント(歯科用の接着剤)を虫歯に侵蝕された部分に詰めることで、虫歯の原因菌を殺菌します。歯をほとんど削らない治療であるため、麻酔の必要はなく、痛みの心配もありません。
また、ミネラル成分を含んだセメントは、虫歯の原因菌を殺菌する成分を半永久的に出し続けるうえに、虫歯に浸食された象牙質の再石灰化を助けるため、虫歯の再発予防も期待できます。
たとえ治療のためとはいえ、歯は削るほど弱くなってしまいます。ほとんど歯を削らない『ドックスベストセメント』なら、治療による歯へのダメージを最小限に抑え、歯の寿命を延ばせます。
当クリニックでご提供している『ドックスベストセメント』は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医薬品となりますが、当クリニックではその有効性を認め、導入しています。
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のウェブサイトにて2020年12月22日最終確認)。
アメリカのCooley & Cooley社の製品です。個人輸入により入手しています。
個人輸入については、厚生労働省ウェブサイトに掲載された「個人輸入において注意すべき医薬品等について」、「リスクが潜む個人輸入健康被害」(※)をご覧ください。
※厚生労働省の委託を受け、指定薬物または偽造医薬品、もしくはその他不正な医薬品に関する情報収集やリスク情報の啓発活動を行なっている「一般社団法人 偽造医薬品等情報センター」が運営しているウェブサイトです。
国内では、ドックスベストセメントと同様の性能を有した承認医薬品は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2020年12月22日最終確認)。
アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)において承認されている医薬品です。
情報が不足しているため、ここではドックスベストセメントの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
虫歯は、お口の中に存在する細菌によって引き起こされます。虫歯の原因となる細菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖を栄養として増殖していくだけでなく、糖を分解する際に酸を出します。この酸によって歯が溶かされ、虫歯となってしまうのです。
糖を多く含む食べ物や飲み物を頻繁にとったり、細菌の温床となる歯垢がお口の中に長時間残っていたりすると、虫歯の原因となる細菌の活動が活発になり、虫歯にかかりやすくなります。
虫歯の進行は『C』(Caries)で表し、その度合いによって大きく5つに分けられます。
虫歯の原因菌が出す酸によって歯の表面のエナメル質が溶けはじめた状態です。溶けた部分は白く濁ったように見えますが、見た目ではあまりわかりません。まだエナメル質に穴は開いていないため、適切な歯磨きやフッ素塗布で再石灰化を促すことにより、治癒が期待できます。
エナメル質が溶けて穴が開いた状態です。穴が開いた部分は黒っぽく変色します。保険適用の治療では、虫歯に侵蝕された部分を削って詰め物で補います。
エナメル質には知覚がないため、まだ痛みはなく、治療でも麻酔を使わずに済みます。
エナメル質の下にある象牙質まで虫歯による侵蝕が進んだ状態です。象牙質には知覚があるため、冷たいものや甘いものがしみるようになります。治療では麻酔をして虫歯に侵蝕された部分を削り、詰め物や被せ物で補います。象牙質は軟らかく、酸によって溶けやすいため、虫歯の進行が速くなります。
歯の神経である歯髄にまで虫歯による侵蝕が進んだ状態です。歯髄に細菌が侵入することで炎症が起こり、激しく痛むようになります。
保険適用の治療では、虫歯に侵蝕された部分を削ったあと、感染した歯髄を取り除き、薬を詰めて被せ物で補います。歯髄を失ってしまうと、歯は弱くなり、歯の寿命が縮んでしまうため、この段階になる前に治療することが大切です。
歯のほとんどが虫歯に侵蝕され、歯根だけが残っている状態です。歯の神経である歯髄が壊死するため、痛みを感じなくなります。この状態を放置すると、歯根の先に膿が溜まることで、強い痛みが出る場合もあります。
この段階になるとほとんどのケースにおいて抜歯することになります。失った歯は入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補います。
『根管治療』は、虫歯による侵蝕が歯の神経である歯髄にまで及んでいる場合に、歯を残すために行なう治療です。『歯内療法』ともよばれます。
根管治療では、歯の神経である歯髄が通っている管(根管)の中から、細菌に感染した歯髄の一部もしくはすべてを取り除き、再発しないように薬剤によって根管内を徹底的に殺菌・消毒をします。
歯の神経である歯髄を失うと歯は脆くなってしまうため、感染した部分はしっかりと取り除きつつも、できるだけ歯髄を残せるように処置をします。
虫歯の再発リスクを減らし、歯の寿命を延ばすためには、精密に治療を行なうことが必要です。
当クリニックでは、最大で肉眼の24倍という拡大視野で治療部位を確認することができる『マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)』を使用することで、「虫歯部分だけをきれいに削る」「詰め物や被せ物のすき間をなくす」「感染した歯髄をより精確に取り除く」といった精密な治療を行なうことができます。
歯科医院では、虫歯や歯周病といった歯やお口の病気の治療を受けるだけでなく、病気にかからないように予防するための処置を受けられます。
年齢を重ねても食事や会話を楽しみ、笑顔に自信をもって豊かな生活を送るためには、歯とお口が健康であることが必要不可欠です。
虫歯や歯周病は、進行するほど歯の寿命を縮めてしまうため、歯とお口の健康のためには、虫歯や歯周病を早期発見し、再発を予防することが大切です。
毎日の歯磨きでしっかりと歯垢を取り除けるように、現在の歯の磨き方をチェックしたうえで、患者さんのお口の状態に合った「磨き残しができない歯磨き方法」を丁寧にレクチャーします。
専用の器具や研磨剤を使用し、患者さんご自身による歯磨きだけでは取り除けなかった歯垢や歯石をしっかりと取り除きます。お口の中を清潔にし、歯を磨き上げることで再び歯垢が付着しにくい状態にします。
フッ素は、細菌による酸の生成の抑制や歯質の強化、歯の再石灰化の促進など「歯を守る特性」をもっています。定期的にフッ素を歯の表面に塗布することにより、虫歯になりにくい歯を保てます。
虫歯や歯周病などの病気にかかったり、歯やお口に異変が起きたりしていないかを定期的に検査します。病気の早期発見・早期治療を行なうことで、治療期間や治療費、治療による歯への負担を最小限に抑えられます。
お口の健康状態は、生活習慣による影響が大きく表れます。間食の回数や糖分の摂取量、歯磨きのタイミング、喫煙習慣など、お口の健康に悪影響を与える生活習慣がある場合には、生活習慣の見直しに向けた指導をさせていただきます。
歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)の深さを、目盛りが付いた針状の器具を差しこむことで測定します。また、磨き残しや歯石の有無、歯の揺れ具合、歯肉の健康状態などを検査することで、歯周病の進行度を診断します。
お口の中には500~700種類の細菌が存在しており、その菌によって虫歯や歯周病といった病気が引き起こされます。当クリニックの歯周病治療では、位相差顕微鏡を使用して肉眼では見えないお口の中の細菌の動きや種類、量などを確認し、その菌を除菌する薬を患者さんに服用いただきます。
お口の中の写真を撮影することで、歯肉の色や形態、表面性状などを視覚的に記録できます。この写真は、治療計画を立てる際や、治療中にお口の中がどのように変化したかを判断する際の資料となります。
レントゲン写真からは歯を支える骨の状態や、目では確認できない虫歯や歯根面の歯石の状態を確認できます。見えない部分も十分に把握することで、より適切な治療を行なえます。
CTで撮影した画像からは、歯の状態、顎骨の質や形状、周囲の神経の位置などを精確に把握できます。とくにインプラントによる治療など外科手術をともなう治療では、より的確な診断と安全に配慮した治療のために、必ずCT撮影による検査を行ないます。
患者さんの口腔内に生じた病変の性質を把握し、これに対する適切な治療方針を決定するうえで不可欠な病理組織検査と細胞診検査のことです。
いずれの検査でも患者さんの口腔内から切除して得た組織、または擦過で得た細胞を用いて、顕微鏡下で診断します。
病理組織検査では、病変部組織やその周辺の正常組織とのつながりなどから、病変の特徴の把握や、良性・悪性の最終判断ができます。悪性病変の場合、周囲組織への影響の確認や、外科的治療の必要性も判断できます。
細胞診では、口腔内から採取した細胞を観察し、良性・悪性を推定できます。
麻酔不要で、病変部を擦るだけなので患者さんには低侵襲ですが、最終的には、病理組織検査により病変の性質について確認する必要があります。